来訪者を、待たせない。
担当者はいつもの電話で。
受付に iPad を1台。来訪者が画面から相手を選ぶと、担当者がふだん使っているデスクの電話やスマートフォンの内線が鳴ります。取り次ぎを挟まないぶん応対が早く、在席の確認や声かけに人手を取られることもありません。既存の電話環境をそのまま使えるため、電話番号や運用ルールを変える必要はありません。
受付端末で実際に動いている画面です。背景は管理画面から切り替えられます。
来訪者をお待たせする時間は、
取り次ぎの過程で生まれています。
来客の予定は共有されていても、その瞬間に誰が対応できるかまでは分かりません。受付からの知らせに担当者が気づくまでのあいだ、来訪者はロビーで待つことになります。近くの席の社員が立ち上がって探しに行く、という運用が残っている職場も少なくありません。
通知で知らせる受付の場合
- -チャットやメールに届いても、気づくまでは応対が始まらない
- -会議中や離席中は、結局まわりの誰かが対応することになる
- -担当者が在席かどうかを、受付側で判断できない
- -担当者名を一覧から選ぶ方式では、人数が増えるほど探しにくくなる
+受付電話 Cloud の場合
- +来訪者が選んだ瞬間に、担当者の電話が鳴る
- +スマートフォンの内線と併用すれば、在宅勤務中や外出先でも応対できる
- +名前があいまいでも、来訪者が自分で探して呼び出せる
- +呼び出しと同時に、チャットへ来訪の記録を残すこともできる
呼び出しを受けた担当者は、いつもの電話でそのまま応対します
専用のアプリを開いたり、通知から画面を切り替えたりする必要はありません。デスクの電話が鳴れば受話器を取るだけ。スマートフォンの内線を併用している場合も、そのまま着信します。受付の運用が変わっても、社員の側の動作は今までと同じです。
初めて訪れた方でも、迷わず担当者にたどり着けます。
受付に立った来訪者が目にするのは、大きなボタンが並んだ一画面だけです。よく使う窓口はそのまま、部署が分かっていれば選んで、名前しか分からなければ検索して。どの入口から入っても、同じ確認画面にたどり着きます。
選ぶ
トップ画面には、よく使う呼び出しを4つまで置けます。総合受付や配送業者の窓口は、ここから一度のタップで内線につながります。部署から探す場合は、9つのボタンが並ぶ部署ページから、さらに9枚のグループページ(各9ボタン)へ展開できます。アイコンは162種から選べます。
探す
名前しか分からないときは、カタカナのキーボードで検索します。1文字入力するたびに該当件数が更新されるので、打ちながら候補が絞れていきます。該当が0件のときは検索ボタンが押せないため、入力し終えてから見つからない、ということが起きません。
呼ぶ
所属と名前を表示し、「以下の者を呼び出しますか?」と確認してから発信します。回線の準備が整っていないときは呼び出しボタン自体を表示しないため、つながらない発信を来訪者にさせません。呼び出し中の画面には顔写真も表示されます。
大きなボタンだけの、一画面から始まります
案内文とボタンのほかには何も置いていません。文字の大きさは11段階から選べるので、離れた位置からでも目を細めずに読めます。ボタンは1行3個の間隔で並び、押し間違いが起きにくいサイズを確保しています。
名前がうろ覚えでも、来訪者が自分で探し出せます。
受付端末では、日本語の変換機能を来訪者に使ってもらえません。それでも「サイトウさん」にはたどり着ける必要があります。日本語の名前で起きやすい取り違えを、機能でひとつずつ埋めています。
変換機能を使わずに入力できる
10列×5段のカタカナを画面に直接並べています。濁点「゛」半濁点「゜」小文字「小」は直前の1文字に後から付けられるので、キーの数を増やさずに全音をカバーします。
打ち間違いを吸収する
濁点・半濁点・小書き文字を清音に置き換えて照合します。「サイトウ」でも「ザイトウ」でも同じ結果です。全角の数字や空白も自動で揃えます。
姓からでも名からでも引ける
氏名を姓・名・つなげた形の3通りで索引化し、どちらの先頭からでも見つかります。途中の文字では一致させないため、1文字入力しただけで候補が溢れることもありません。
フリガナが未整備の名簿でも使える
フリガナが登録されていない連絡先は、漢字の氏名から読みを自動生成します。処理は端末に同梱した形態素解析辞書(MeCab)で完結するため、氏名を外部に送信しません。
部署や連絡先からも探せる
部署・課・電話番号・メールアドレスも検索の対象です。「営業部」でまとめて絞り込む定型ボタンや、電話番号のパターン指定による検索も設定できます。
ボタン設計の手間を減らす
取り込んだ連絡先から出現頻度の高い部署9件を抽出し、検索ボタンとアイコンを自動で組み立てます。導入時にボタン構成をゼロから考える必要がありません。
受付に人がいない時間も、安心して任せられます。
早朝や夜間、昼休みなど、受付に人が立たない時間帯こそ端末が頼りになります。営業時間に合わせて案内画面へ自動で切り替わり、想定外の状態からは通話・画面・回線のそれぞれで自力の復帰を試みます。さらに、お使いの PBX と組み合わせれば、時間外にかかってきた電話を AI が応対する内線へ転送することもできます。
営業時間に合わせて自動で切り替わる
曜日ごとの営業日と時刻を5分刻みで設定できます。営業時間外は案内画面に切り替わり、電話の待ち受け自体を停止します。22:00〜翌06:00 のように日をまたぐ設定にも、24時間の受付にも対応します。
操作は必ず最初の画面に戻る
通話が終われば自動でトップ画面へ戻ります。通話がエラーになったときは、お詫びを表示してから3秒後に戻ります。画面の切り替え中はタップを受け付けないため、二重の発信も起きません。画面が消灯しないキオスク動作です。
回線と音声の状態を見守る
60秒ごとに接続状態を確認し、必要であれば接続をやり直します。ネットワークの復帰時やアプリの再表示時にも登録し直し、音声デバイスのエラーからも自動で復旧を試みます。
個人の携帯番号は表示しない
070・080・090 で始まる番号は、一覧や通話画面で「Mobile」と表示します。不特定の方が触れる端末に、個人の番号がそのまま残ることはありません。
ログは自動で整理される
5MB または12時間ごとに切り替え、14日を過ぎたものは自動で削除します。調査が必要になったときは、複数のログをまとめて ZIP で共有できます。
設定は管理者だけが開ける
4〜8桁の管理者PINを通さないと設定画面に入れません。契約状態に応じて、通話設定や購入の項目そのものを表示しないようにもできます。
時間外の電話は、AI受付に任せることもできます
+Virtual AGEphone は、お使いの PBX・クラウド PBX に内線としてつながり、受ける電話を AI が担当するクラウドサービスです。営業時間外の着信をこの内線へ転送しておけば、受付端末が案内画面に切り替わっている時間帯の電話にも応対でき、通話は録音・文字起こし・要約として残ります。電話番号も PBX も、いまのまま組み合わせられます。
+Virtual AGEphone を見る →
受付台に人を置かない運用にも
来訪者が自分で担当者を呼び出せるため、受付に常時人を配置する必要がありません。順番待ちの列や、対面での取り次ぎも減らせます。設置はカウンターにスタンドを置くだけで、工事は不要です。
受付の第一印象を、自社らしく整えられます。
受付端末は、来訪者が最初に目にする自社の顔です。ロビーの内装や企業ロゴに合わせて、背景・配色・書体を選べます。拠点ごとに雰囲気を変えることも、グループ全体で統一することもできます。
背景と配色を選ぶ
背景スキンは13種(動画6種・静止画5種・CSSのみ2種)。配色は14色、書体はシステム既定に加えて3書体、文字サイズは11段階、ボタンの透明度は10段階から選べます。企業ロゴの差し替えにも対応します。
専用デザインを配信する
お客さま専用の背景画像・CSS・HTML は管理画面から配信でき、内線番号ごとに別のデザインを割り当てられます。アプリの更新を待たずに反映されるため、ブランド変更や季節の切り替えにもすぐ対応できます。
来訪者が言語を選べる
画面上のボタンで 日本語 / English / 한국어 を切り替えられます。応対が終わって最初の画面に戻ると自動的に日本語へ戻るため、次の来訪者が困ることはありません。






実機の受付画面から抜き出した背景の例です。ボタンの配置や文言はそのまま、背景と配色だけが切り替わります。動きのある背景の見え方は、ページ上部の映像でご確認いただけます。
スキンテーマの紹介動画を YouTube で見る →拠点が増えても、設定にかかる手間は増やさずに済みます。
受付端末は拠点ごとに散らばります。現地に技術者を送らなくても設定を届けられるよう、経路を4つ用意しました。いずれも端末側の操作は数タップで完了し、専門知識がない拠点担当者にもお願いできます。
暗号化QR
テナント情報や配布ファイルの所在を AES-256 で暗号化した QR を読み取るだけ。有効期間を設定でき、期限を過ぎたコードは使えません。
セットアップリンク
メールや MDM で配ったリンクを開くだけ。QR と同じ内容がそのまま反映されます。起動中でも設定中でも受け取れます。
ZIP配布
設定・ロゴ・連絡先・専用スキンをまとめて配信します。4桁のパスワードで保護し、5回間違えると受け付けを打ち切ります。
プッシュ通知
すでに稼働している端末へ、通知で設定を届けられます。端末側で内容を確認してから反映するため、意図しない書き換えは起きません。
共通の設定に、拠点ごとの差分を重ねる
共通テンプレートに拠点固有の設定を重ねて配信します。さらに iPad / Mac / Wi-Fi / モバイル回線といった条件でも上書きされるため、同じ配布物のまま端末や回線の違いを吸収できます。
名簿は3つの取り込み方から選ぶ
iPad 標準の連絡先(最大10万件)、+電話帳 Cloud の暗号化データ、管理画面から配布する連絡先ファイル。標準の連絡先からは内線番号を持つ方だけを取り込むため、私用の携帯番号や FAX は対象外です。顔写真がない方は Gravatar から補完します。
拠点も、販売代理店も、ひとつの管理画面で。
導入後に発生するのは、人事異動にともなう名簿の更新、拠点の追加、内線の増減です。これらはすべてブラウザ上の管理画面から行えます。販売代理店を介した提供でも、代理店ごとに扱える範囲を分けたまま運用できます。
名簿とボタンを、その場で更新する
連絡先は CSV で一括の取り込み・書き出しができ、重複の確認とマージにも対応します。部署構成は連絡先データから自動生成でき、アイコンと並び順を整えれば受付画面にそのまま反映されます。
端末の追加も管理画面から
内線番号の登録・設定・テンプレートからの一括作成に対応。セットアップ用の QR コード発行、パスワード付き ZIP の配布、有効期限の設定、稼働中の端末へのプッシュ通知も、すべてここから行えます。
受付画面のデザインを配信する
背景画像・CSS・HTML を管理画面で編集し、内線番号ごとに異なるデザインを割り当てられます。画面に表示する文言(日本語・英語)も同じ場所で管理します。
代理店の階層を、そのまま表現できる
管理者・プロバイダー・サブプロバイダー・一般ユーザーの4つの権限があります。扱える範囲はテナント名の接頭辞で決まり(例: NXG の配下に NXGTCV)、下位は必ず上位の範囲の一部になります。販売代理店とその再販先という関係を、そのまま権限に写し取れます。
利用上限を割り当てて任せる
テナントごとにユーザー数と内線数の上限を設定できます。上位から割り当てられた範囲を超える設定はサーバー側で拒否されるため、代理店に管理を任せても想定外の増加は起きません。
迷う場面では止まる側に倒す
ログインは AWS Cognito による認証です。上限が未設定のときは「設定不可」、代理ログインの署名鍵が未設定のときはその機能自体を無効にするなど、判断がつかない状態では安全側に倒す既定にしています。管理画面は日本語・英語に対応します。
日々の運用でよく開く3画面です。いずれもブラウザから、専用ソフトを入れずに操作できます。
来訪の記録ではなく、応対が始まるまでを担当します。
クラウド型の受付システムは、来客の記録と関係者への通知に強みがあります。+受付電話 Cloud はそこから先、実際に人を呼び出して会話が始まるところまでを受け持ちます。どちらが優れているかではなく、受付に何を任せたいかで選び分けていただく前提の比較です。
| 通知を中心とした受付システム | +受付電話 Cloud | |
|---|---|---|
| 来訪者の体験 | ||
| 呼び出しの方法 | チャット・メール・アプリ通知が中心。電話での呼び出しは追加機能として提供されることが多い | 担当者の内線を直接呼び出す。デスクの電話でもスマートフォンの内線でも着信する |
| 担当者の探し方 | 一覧から選ぶ、または受付番号を入力する | カタカナ50音キーボードで検索。打ち間違いを吸収し、件数が入力のたびに更新される |
| 表示言語 | 日本語が中心。多言語は上位プランで提供されることが多い | 日本語 / English / 한국어 を画面上のボタンで切り替え |
| 電話環境 | ||
| 電話設備との関係 | 受付サービスと電話設備は別系統。連携には追加のサービスが必要になる | 既存の IP-PBX・クラウド PBX に接続。クラウド用・構内用の設定テンプレートを同梱 |
| 応対できる場所 | 通知を受け取れる端末があれば場所は問わない | スマートフォンの内線と併用すれば、在宅勤務中や外出先でも応対できる |
| 通話の保護 | 通話部分は外部サービスの仕様に準じる | クラウド構成では TLS + SRTP を必須とし、クライアント証明書は暗号化して配布 |
| 運用と管理 | ||
| 通信が不安定なとき | クラウド前提のため、通信が途切れると受付機能が使えなくなることがある | 受付画面と名簿は端末内に保持。表示は継続し、通信が戻れば60秒以内に発信可能な状態へ復帰 |
| 画面のデザイン | ロゴの差し替えと配色の変更が中心 | 背景13種 × 配色14色 × 書体4種。お客さま専用のデザインも配信できる |
| 多拠点への展開 | 端末ごとに管理画面から設定していく | 暗号化QR / リンク / ZIP / プッシュ通知の4経路。端末側の操作は数タップで完了 |
| 販売代理店を介した提供 | 直販前提の権限設計であることが多い | 4段階の権限と利用上限の割り当てにより、代理店・再販先の階層をそのまま管理できる |
左列は 2026年8月時点で公開されている国内受付システムの一般的な傾向をまとめたものです。個別の製品仕様は各社の最新情報をご確認ください。
導入いただいた現場の声から、この1年で改善したこと。
最新版は v1.3.3 です。受付の運用でつまずきやすい箇所から順に手を入れています。
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2026.08
夜間受付のための、日をまたぐ営業時間設定
22:00〜翌06:00 のような時間帯を、ひとつの営業区間として設定できるようになりました。開始と終了を同じ時刻にすれば24時間の受付になります。判定の仕組みを切り出して単体テストを整備し、日付の境界や営業日をまたぐずれも解消しています。
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2026.08
セットアップリンクを、どの画面からでも受け取れるように
起動中でも初期設定中でも運用中でも、配布したリンクから設定を反映できるようになりました。暗号化された内容も QR と同じ経路で処理されます。
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2026.07
障害調査のやり取りを一往復で済ませる
ログの一覧からチェックを付けて、日時入りの ZIP にまとめて共有できるようになりました。1ファイルずつ送っていただく必要がありません。
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2026.06
カナ検索の一致条件を見直し
濁点・半濁点・小書き文字の扱いと、姓・名それぞれの先頭一致を改善しました。打ち間違いに強く、それでいて候補が溢れない検索になっています。
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2026.05
動きのある背景を追加(炎・波・空)
静止画だけだった背景に動画のスキンが加わり、動画は計6種になりました。通話で音声が割り込んだあとも、背景の再生が自動で戻るようにしています。
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2026.04
端末を再起動した直後から受付が立ち上がる
通話エンジンを v1.13.115 に更新し、状態ファイルの扱いを見直しました。停電や再起動のあと、画面ロックを解除しなくても受付が動き始めます。
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2026.02
認証方式を見直し、パスワードを送らない方式へ
設定配信のログインを AWS Cognito の SRP 認証に切り替えました。認証基盤はお客さま単位で割り当てられます。
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2026.01
韓国語に対応
受付画面と設定画面を韓国語でも表示できるようになりました。
お手持ちの環境で始められます。
- 受付端末
- iPad(iPadOS 16 以降)/ Apple Silicon 搭載 Mac。横画面・縦画面の両方に対応
- その他の端末
- Android / Windows / Linux ※10端末以上の導入時に個別対応
- 接続先
- 既存の多くの IP-PBX、クラウド PBX。クラウド用・構内用の設定テンプレートを同梱
- 通話
- SIP。クラウド構成では TLS + SRTP 必須、Opus / PCMU、DTMF は RFC2833
- 表示言語
- 受付画面: 日本語 / English / 한국어 管理画面: 日本語 / English
- 画面カスタマイズ
- 背景13種(動画6・静止画5・CSS2)+背景なし / 配色14色 / 書体4種 / 文字サイズ11段階 / ボタン透明度10段階 / ロゴ差し替え
- ボタン構成
- トップにショートカット4枠、部署ページ9ボタン、グループページ9枚×各9ボタン、アイコン162種
- 管理画面
- ブラウザから利用。ユーザー・テナント・部門・連絡先・内線番号・デザインを管理。4段階の権限と利用上限の割り当てに対応
受付の第一声を、待たせないために。
iPad 1台からお試しいただけます。お使いの電話環境でそのまま利用できるかどうかも含め、構成のご相談を承ります。