AGEphoneを、クラウドに仮想化。
通話するのは、AI。
AGEphone自身を、クラウドにまるごと仮想化しました。いままでAGEphoneがつながってきたPBX・SIPサーバーなら、そのままつながります。電話機を1台増やす感覚で、音声AIエージェントを1つ追加——内線として参加し、受ける電話もかける電話も、実際の回線で通話します。
20年AGEphoneをつくってきた私たち自身による仮想化だから、接続の互換性は最初から備わっています。電話番号もPBXもそのまま、電話工事や番号の移行は不要です。
HUMAN
AGENT
20年鳴り続けたAGEphoneを、クラウドへ。
人の代わりに、AIが話す。
企業の中で最も価値の高い情報は、いまも会話の中でやり取りされています。契約前の温度感、お客様の本音、現場での判断——これらは文書に残らず、電話に残ります。その一方で電話は、応対する人の時間を最も奪う業務でもあります。呼び出し音が鳴るたびに誰かの仕事の手が止まり、営業時間の外にかかってきた電話は、そもそも誰にも届きません。
私たちは2005年のソフトフォン「AGEphone」以来20年にわたり、電話をIP化し、記録し、文字にし、検索できる資産へ変える仕事をしてきました。Virtual AGEphoneはその延長線上にあります。20年間磨いてきたSIPクライアントAGEphoneをクラウド上に仮想化し、人の代わりにAIが話す。擬似的なデモンストレーションではなく、実際のSIP回線で、実際の相手と通話する——それがVirtual AGEphoneです。
Virtual AGEphone は、お使いの電話環境(PBX・クラウドPBX)に「内線」としてつながり、受ける電話も、かける電話もAIが担当する、クラウド上のもう一人の通話担当者です。着信応対や担当者への取次はもちろん、予約確認・督促・一次架電・折り返しといった発信業務も、実際の回線でAIが通話します。私たちはこのサービスを、電話を「受ける・かける」だけの道具ではなく、会話を設計し、いまを監督し、あとから振り返り、次の応対を改善できる、音声業務の運用基盤(Voice Operations Platform)として育てていきます。
いまの電話環境に、そのまま追加できる
電話番号もPBXもそのまま。AGEphoneがつながる電話環境なら、Virtual AGEphoneも内線として参加できます。電話工事や番号の移行は不要です。
応対を「設計」できる
挨拶、話し方、答えてよい範囲、取次のルールを「業務プロファイル」として画面から設計。着信番号ごとに切り替えられるため、複数の部署・ブランドの受付を1つで担えます。
受けるだけでなく、かける
着信応対だけでなく、予約確認やご案内などの発信業務もAIが行います。スケジュール発信や宛先リストへの一斉架電にも対応します。
すべての会話が資産になる
通話は人の声とAIの声を分けて録音し、文字起こしとAI要約を自動生成。電話の内容が、あとから検索・共有できる業務データになります。
手綱は人が握る
AIが話してよい内容、取次先、発信先、架電時間帯は、すべて管理者が決めた範囲に限定されます。判断に迷う電話は人へつなぐのが基本動作です。
AGEphoneシリーズとの関係 — AGEphone / AGEphone Cloud は「人が話すための」ソフトフォン、Virtual AGEphone は同じ電話環境に参加する「AIが話すための」クラウドサービスです。両者は置き換えではなく併用の関係にあります。日中は人がAGEphoneで応対し、時間外や話中の着信をVirtual AGEphoneが受ける、AIが一次受付をして人のAGEphoneへ取次ぐ、といった役割分担が自然に組めます。AGEphoneをお使いの環境では、その回線設定を取り込んで導入することもできます。
電話網から見れば、1台の内線電話。
AIから見れば、耳と口。
Virtual AGEphoneは、クラウド上で動作する「仮想のAGEphone」です。お客様のPBX/クラウドPBXにSIP内線として登録し、実際の電話機と同じ立場で発着信します。電話網の側から見ると1台の内線電話であり、AIの側から見ると耳と口です。Virtual AGEphoneはその間に立ち、通話の音声をAIと電話網の間でリアルタイムに橋渡しします。
通話の信号と音声はいずれも暗号化(TLS / SRTP)に対応。既存の電話網・お客様のPBX構成には手を入れず、内線を1つ追加するだけで導入できるのが特長です。応対の内容は複数の「業務プロファイル」として設計しておき、着信した番号に応じて自動で切り替わります。
代表番号・部署番号への着信にAIが応答
用件の聞き取り・FAQ回答・取次を行います。答えられる質問にはその場で回答し、必要な電話だけを人へ。
担当者の指名を受けて、社内の内線へ
おつなぎ前に担当者へ用件を伝える(ウィスパー)こともできます。受けた担当者はすぐ本題に入れます。
指定した宛先・スケジュール・リストに従って架電
予約確認やご案内などの定型的な架電をAIが実行。結果は一覧で自動報告されます。
すべての通話の録音・文字起こし・要約
ブラウザの管理画面(コンソール)からいつでも確認・検索できます。
新しく用意するのは、電話に出るAIだけ。電話設備は、いまのまま。
代表電話の一次受付から、
時間外の受付、確認架電まで。
電話業務のあるところすべてが対象です。まずは「鳴るたびに手が止まる電話」「誰にも届かない電話」「件数が多くて後回しになる架電」から。
代表電話の一次受付
用件を伺い、よくある質問にはその場で回答。必要な電話だけを担当者へ取次ぎます。
営業時間外・休日の受付
不在時間帯もAIが応答し、用件を記録。翌営業日にテキストで確認できます。
予約・配送・お支払いの確認電話
宛先リストに沿ってAIが自動で架電し、結果を一覧で報告します。
迷惑電話・営業電話への対応
取次拒否ルールに基づき、AIが会社として統一された文言で丁寧にお断りします。
多拠点・複数ブランドの代表電話
着信番号ごとに応対プロファイルを切り替え、1つの管理画面で一元運用します。
電話業務の記録・可視化
全通話の録音・要約・結果が自動で蓄積され、応対品質の確認と改善に使えます。
なお、医療診断・緊急通報など、誤応答の影響が極めて大きい用途は対象外としています。
導入後の、ある1日。
Virtual AGEphoneが入った職場の1日を、時系列でご紹介します。電話は鳴り続けていますが、現場の手は止まりません。人がやるのは、判断が必要な電話と、記録の確認だけです。
- 8:45出社
夜間に3件の着信。AIが応対済みで、用件は要約テキストになっています。折り返しが必要な1件だけ担当者へ割り振ります。
- 10:00営業電話
「社長はいらっしゃいますか」— 取次拒否ルールに該当し、AIが丁寧にお断り。現場の手は一度も止まりません。
- 11:30指名の電話
「経理の鈴木さんを」— AIが用件を伺い、鈴木さんを呼び出して用件を耳打ちしてからおつなぎ。鈴木さんは最初から本題に入れます。
- 13:00確認架電
明日の予約確認30件のリストをキャンペーンに投入。AIが順番に架電を始めます。
- 15:00結果確認
結果一覧:確認済み22件・不在6件(自動で再架電予定)・留守番電話2件。人は例外の対応だけ行います。
- 17:30応対の振り返り
気になる通話を要約で確認し、必要な箇所だけ録音を聞いて事実確認。FAQに1問追加して、明日からAIの回答が変わります。
- 夜間AIが受付を続けます
記録は翌朝、要約になって待っています。
受ける・つなぐ・かける・記録する・守る・運用する。
8つの機能群。
Virtual AGEphoneの機能を8つのジャンルに分けてご紹介します。各ジャンルの末尾に、導入によって得られる効果とその理由を記載しています。
着信にAIが応答し、貴社の一員として名乗り、用件を伺う。
答えられる質問にはその場で回答します。誰として・何の目的で・どこまで話すかは「業務プロファイル」として画面から設計し、番号や回線ごとに割り当てます。
- 業務プロファイル — 応対の目的・話し方・答えてよいこと/いけないこと・使用する声をまとめた「応対の設計書」。
- 着信番号ごとの応対切替 — ダイヤルイン番号に応じてプロファイルを自動選択。1つのサービスで複数ブランド・複数部署の受付を担えます。切替は通話1本ごとに行われるため、混在する着信にも正しく応対します。
- 事前録音挨拶による即応 — 着信直後に待ち時間なく挨拶。「もしもし?」と相手を待たせる無音がありません。挨拶文の指定に加え、録音音声の再生、テキストからの音声生成(声・速度0.5〜2倍・口調)に対応。着信用と発信用で別々に設定できます。
- FAQ自動回答 — 想定問答をプロファイルごとに登録。AIが通話中に検索し、登録内容に基づいて回答します。登録にない質問を創作して答えることはありません。
- 自然な会話と締めくくり — お客様が話し始めるとAIは発話を止めて聞き役に回ります(割り込み対応)。用件が済んだら締めの挨拶を述べてから終了。無言のまま切れる・切り忘れて待たせる、といったことがありません。
- 複数回線・同時応対 — 複数の内線を同時に収容し、複数の通話を並行して応対。回線ごとに同時通話数の上限を設定できます。
- 電話の取りこぼしがなくなる。話中・離席・時間外でもAIが応答するため、機会損失と折り返し漏れを防げます。
- 一次対応の時間をゼロにできる。「よくある質問」への回答と用件の聞き取りをAIが済ませるため、人は判断が必要な電話にだけ時間を使えます。
- 応対品質が一定になる。応対は設計書(業務プロファイル)のとおりに行われます。担当者による差や、繁忙時のムラがありません。
- 番号ごとに「別の受付」を持てる。ブランドAの番号にはブランドAの受付として、採用窓口の番号には採用担当として——1つの導入で複数の顔を持てます。
「○○さんをお願いします」に、AIが電話交換手としておつなぎする。
担当者名・役職(「社長をお願いします」)・窓口名のいずれでも受け付け、用件を伺ってから内線を呼び出し、担当者にだけ用件を耳打ちしてからお客様をおつなぎします。
- 指名を伺う担当者名・役職・窓口名のいずれでも
- ご用件を確認取次拒否ルールに該当すれば丁寧にお断り
- 担当者を呼出呼出音を流したまま内線を呼出(5〜120秒)
- 用件を耳打ち担当者にだけ用件と電話番号を口頭で(ウィスパー)
- おつなぎお客様と担当者を直接接続し、AIは退出
- 不在時お客様をAIに戻してお詫び。代替窓口への打診も
- 3種類の取次リスト — 担当者名・役職/肩書き・総合受付などの固定転送先を分けて管理(各最大200件)。
- 内線名簿との連携 — 会社の内線名簿をそのまま取次対象に含められます。名簿の更新が取次に反映。
- 読み間違いの防止 — 漢字名に振り仮名を登録でき、AIの読み上げ・聞き取りは振り仮名で(例:東海林=しょうじ)。同姓の重複も登録時に検知。
- 取次拒否ルール — 「営業・セールスの電話」など用件の種類ごとに取次可否と応対文言を定義(最大50ルール)。キーワードによる強制ブロックも併用でき、万一AIが説得されても転送は実行されません。
- 転送方式の選択 — 打診転送(担当者の応答を確認してからつなぐ)とブラインド転送(即転送)をプロファイル単位で。リスト外の指名への動作も選択できます。
- 「電話番」が要らなくなる。取次のためだけに誰かが電話の前に座る体制を廃止できます。取次は用件の耳打ち付きなので、受けた担当者もすぐ本題に入れます。
- 迷惑な営業電話を確実に断れる。お断りはAIが行うため現場の時間が奪われません。断り方は会社として統一されます。
- つないでよい相手にしかつながらない。転送先は管理者が登録したリストに限定され、AIが独自の判断で番号を発案しておつなぎすることは構造的にできません。
- 不在でも電話が迷子にならない。不在時は代替窓口への打診、それも不在ならAIが用件を預かってお詫び——どの経路でも必ず記録が残ります。
受けるだけではありません。確認・案内の架電を、AIが担う。
発信専用の業務プロファイルを使って、AIが電話をかけます。応答を確認してから話し始めるため「出たのに無音」がありません。相手が応答した瞬間にAIから名乗ります。
- 1件ずつの発信 — 宛先とプロファイルを指定して、画面またはAPIから架電。業務システムからAPI経由で発信を起動することもできます。
- スケジュール発信 — 「毎日○時(タイムゾーン指定可)」「指定日時に1回」「毎週この曜日・この時間帯」の3方式で自動発信。定時のご案内・リマインドに。
- キャンペーン(一斉架電) — CSVで宛先リストを取り込み(最大50万件)、同時に走らせる件数(1〜100)を指定して順次架電。開始・一時停止・中止を画面から操作でき、進捗と結果の集計を一覧で把握。
- 再架電(リトライ)と結果の自動報告 — 不在時の回数・間隔、「午前がだめなら午後に」の時間帯変更も設定可。結果は「つながった/不在/話中/留守番電話/目的を達成」といったAIの申告と、通話レベルの接続結果の2層で記録。
- 発信禁止リスト(DNC) — 登録番号には架電しません。ハイフンや表記の揺れを吸収して照合し、発信の直前に必ず突合。一括登録(最大10万件)に対応し、再勧誘の防止など法令対応の基盤に。
- 架電可能時間帯・最長時間・二重発信の防止 — 時間外の架電指示は失敗にせず次に時間帯が開くタイミングへ自動で繰り延べ。同一の依頼キーなら2本目は発信されません。
従来の自動発信システム(プレディクティブダイヤラー)は、多めに発信して応答したのに誰も出ない「放棄呼」を生む宿命がありました。Virtual AGEphoneのAIは1通話ごとに必ず応対できるため、確保した同時通話数の分だけ着実に架ける方式を採り、放棄呼を発生させません。
- 定型的な架電業務を人手から解放できる。確認・案内・調査など件数が多く内容が定型的な架電はAIに任せ、人は結果の確認と例外対応だけに。不在が続いてもコストがほぼ増えないため「単価は低いが確実にやるべき架電」が採算に乗ります。
- 法令・マナーへの配慮が「仕組み」で守られる。発信禁止リストと架電可能時間帯はシステムが強制します。担当者のうっかりでは破れない構造です。
- かけっぱなしにならない。全件の結果が自動で記録・集計されるため、担当者は「つながらなかった先」への対応など、次の一手に集中できます。
1本の電話が、まるごと1本の記録として残る。
AIが応対したすべての通話は、録音・文字起こし・要約・結果が一つにつながった形で保存され、あとから確認・検索できます。
- 2トラック録音 — お客様の声とAIの声を別々のトラックで録音。どこまでが人の発話で、どこからがAIの発話かを録音上も常に区別できます。
- 録音の要否を選べる — 録音のON/OFFは業務プロファイル単位(既定はON)。OFFにした通話でも、AIの発話内容と伺った用件はテキストとして履歴に残ります(音声は一切残しません)。
- 文字起こし — 話者別・時刻付きの文字起こしを生成。画面では会話が話者別の吹き出しで表示され、通話の流れを読み物として追えます。
- AI要約 — タイトル・短い要約・詳細な要約・分類・優先度・タグ・アクションアイテム・主要トピック・会話の温度感を自動生成。要約は後から手で修正でき、条件を変えた再要約や、1枚の画像(写実・イラスト・4コマ漫画)にして共有することも。
- カスタム語彙 — 社名・製品名・人名などの固有名詞を登録して文字起こし精度を向上。全社共通の語彙に加え、利用者個人の「マイ語彙」(最大200語)も。
- 通話履歴 — 発着信・日時・通話時間・応対プロファイル・結果・要約を一覧で。発信ジョブの結果と通話記録は相互にひも付き、1画面で追跡できます。
- 「言った言わない」がなくなる。録音と記録が自動で残るため、クレーム対応や契約内容の確認で事実に立ち返れます。人とAIの発話が分離されているため、応対内容の検証も正確に。
- 聞き直す時間が要らない。1時間の通話でも、要約とアクションアイテムで数十秒で把握。担当者間の引き継ぎや上長への報告がそのまま済みます。
- 応対改善の材料になる。どんな用件が多いのか、どこで取次が発生しているのかが記録から見える。FAQを1問足せば、翌日からAIの応対が変わる——改善のサイクルが日次で回ります。
「AIの電話だから起きがちな失敗」を、あらかじめ想定して抑え込む。
いずれも実際の運用で確認された失敗事例から逆算して実装された制御を、標準で搭載しています。
- 冒頭事故の防止 — 応答した瞬間にAIが内部の設定文を読み上げてしまう典型的な事故を防ぐため、挨拶は専用の仕組みで一度だけ生成。着信の第一声は、必ず設計された挨拶になります。
- 無音の見守り — お客様の反応が一定時間ない場合は「お聞こえでしょうか」と一度だけ確認し、それでも無音が続けば通話を終了(秒数は調整可能)。
- 早すぎる切電の防止 — 通話開始直後の物音などを「会話終了」と誤解してAIが電話を切ってしまう事故を防ぐガード。
- 自己応答の防止 — AIが話している間はお客様側の音声の誤検知を抑え、スピーカー環境などでAIが自分の声に反応してしまうループを防止。発話の末尾では大きな声の割り込みだけを通す、といった細やかな制御が働きます。
- 割り込みの節度と会話テンポの調整 — 割り込みでAIは話すのをやめますが、挨拶の途中や締めの言葉の間は中断しない例外制御で不自然な会話を防止。「話し終わり」の判定方式(意味で判定/音量で判定)と感度をプロファイル単位で調整できます。
- 判断できない着信には出ない — どの業務プロファイルで応対すべきか判断できない着信には、推測で応答しません。誤った社名・誤った用件で話し始める事故を構造的に排除しています。
- 「AIが変なことを言った」「勝手に切られた」という導入失敗の典型を、設定済みの安全装置が防ぎます。安心して任せられることが、AI電話を業務に定着させる最大の条件だと考えています。
設定・監視・記録の確認は、すべてブラウザから。
専門業者への作業依頼や電話機側の設定変更は不要です。日常の運用は業務側の担当者が、回線や暗号化の技術設定は情報システム担当が——権限を分けて安全に分業できます。
- 業務プロファイル編集 — 挨拶・FAQ・取次ルール・声・応対範囲を画面から編集。編集は「下書き → 公開 → 反映」の3段階で安全に進み、公開のたびに版として履歴が残るため、過去の公開内容をさかのぼって確認できます。
- 未反映の見える化 — 保存しただけで反映されていない設定があると、画面上部に警告が表示され続けます。「変えたつもりが効いていない」を仕組みで防ぎます。
- 回線(Lines)管理 — 内線アカウントの登録・設定(暗号化、登録タイマー、NAT越え、プロファイル割当、同時通話上限)。AGEphoneの設定ファイルの取り込みに対応し、既存の設定項目を失わずに移行できます。
- 着信振り分けとライブ監視 — 「この番号への着信はこのプロファイルで応対する」対応表を管理。現在の通話状況と各回線の登録状態(電話網に正しくつながっているか、最終成功時刻)を一覧表示。回線を削除せずに登録だけを一時停止することもできます。
- 発信業務・内線名簿・語彙の管理 — スケジュール・キャンペーン・発信禁止リスト・発信履歴を一つの画面系統で。取次に使う内線名簿と、文字起こし精度を高める語彙も画面から整備。
- SIPログの確認 — 通信レベルのログを時系列の図(シーケンス図)で確認・出力。秘密情報は自動でマスクされ、不具合の切り分けや通信事業者との調整の際にそのまま提出できる資料になります。
- 応対の変更が「その日のうち」にできる。挨拶文の差し替えもFAQの追加も画面から数分で完了。外部への発注や工事を待つ必要がありません。
- 「変えたつもり」事故を防げる。保存と反映を明確に分け、未反映の設定には警告が出続けます。
- 電話の専門家でなくても運用できる。日常の運用は業務側の担当者が、技術設定は情報システム担当が——権限を分けて安全に分業できます。
電話とその記録は、会社の機微情報。情報システム部門の管理基準に沿って運用できる。
通信の暗号化・権限の分離・監査ログという基本を押さえているため、社内のセキュリティ審査にも説明しやすい構成です。
- 通話の暗号化 — 通話の制御信号はTLS、音声はSRTPで暗号化。接続元を証明するクライアント証明書(mTLS)にも対応。
- 役割に応じた権限(ロール) — 8種類のロールで「誰が何をできるか」を細かく分離。判定は画面の表示とサーバー側の両方で行われ、画面だけの見せかけの制限ではありません。
- 権限管理の安全策 — 自分自身のロールは変更できない(自己ロックアウト防止)、管理者が自分より上位の権限を配れない(権限昇格の遮断)。ロール変更は次の操作から即座に有効。
- 操作の監査ログ — 誰が・いつ・何を変更したかを記録。設定変更・反映・ロール変更の履歴を後から追跡できます。
- シングルサインオン(SSO) — OpenID ConnectによるSSOに対応(Google Workspaceを標準サポート)。許可ドメインの制限、初回ログイン時の自動アカウント作成(オプション)。
- 秘密情報の保護 — 回線のパスワードや証明書などの秘密情報は登録後に画面へ再表示されない設計(書き込み専用)。閲覧経路からの漏えいを防ぎます。
- 情報システム部門の管理基準に沿った運用ができる。通信の暗号化・権限の分離・監査ログという基本を押さえているため、社内のセキュリティ審査にも説明しやすい構成です。
- 「作る人」と「世に出す人」を分けられる。応対の設計は現場が進め、公開と反映は管理者が承認する——二段階の壁により、意図しない設定が本番の電話に出ることを防ぎます。
電話は止まってはならない設備。「障害は起きるもの」を前提に、自動復旧を設計の中心へ。
ネットワークの一時的な断やPBXの再起動があっても、人が駆けつけることなく回線は自動で復旧します。
- 自動再登録 — ネットワークの一時的な断やPBXの再起動があっても、回線は自動的に再登録して復旧。復旧の試行は間隔を調整しながら行われ、電話網に負荷をかけません。
- 回線ごとの独立性 — 各回線の登録状態・再試行・同時通話枠は独立に管理。1つの回線や1本の通話の障害が、他の回線・通話に波及しません。
- 常時ヘルス監視 — 全回線の登録状態・最終成功時刻・進行中の通話数を毎秒スナップショットとして記録し、監視の仕組みが常に生存確認。異常時はプロセスの自動再起動で復旧します。
- 状態の見える化 — ライブ画面で全回線の登録状態を一覧。システムが生きていても一部の回線だけ未登録、という部分障害も見落としません。
- 「電話がつながらない」時間を最小化する。障害の検知も復旧も自動で行われるため、深夜の障害に人が駆けつけて再起動する、といった運用が不要です。
任せても、手綱は人が握る。
そのための設計思想。
電話をAIに任せるとき本当に必要なのは、AIの賢さそのものよりも、人が制御を握り続けられることだと私たちは考えています。回線と通話の状況はその場で管理画面から確認でき、応対範囲を超えた電話は人が引き継ぎます。すべての会話は録音され、あとから検索して改善に回せる——「AIに任せること」と「手綱を握り続けること」は、この設計によって両立します。
AIがどう応対したかが、ブラックボックスにならない
すべての通話が記録され、要約とともにあとから確認できます。ライブ画面では、いま進行中の通話と回線の状態をその場で見られます。
範囲の外には、出られない
AIが話してよい範囲・取次先・発信先・架電時間帯は、管理者が決めたリストと設定の外に出られません。範囲の外の依頼は、お断りするか人へつなぎます。
人の発話とAIの発話を、最後まで区別できる
録音は人の声とAIの声を分離して保存します。どこまでが人の発話で、どこからがAIの発話かを、録音上も記録上も区別できます。
AIの道具立ても同じ思想で管理。FAQ検索・通話終了・取次・結果報告といった基幹動作はシステムが所有し、プロファイル側で偽の同名機能を定義して挙動を乗っ取ることはできません。
1回線・1番号から。
4つのステップで運用開始。
お使いのPBX/クラウドPBXに内線を1つ用意し、応対を設計し、テスト通話で調整して、番号への振り分けを有効化する——それだけです。以降の変更はすべて管理画面から行えます。
回線の準備
お使いのPBX/クラウドPBXに、Virtual AGEphone用の内線を用意します。AGEphoneをお使いの場合は、その設定ファイルを取り込んで流用できます。
応対の設計
業務プロファイルに挨拶・FAQ・取次ルールを設定します。内線名簿や語彙の登録もこの段階で行います。
テスト通話
実際に電話をかけて応対を確認し、話し方・感度・ルールを調整します。
運用開始
番号への振り分けを有効化して受付を開始します。以降の変更はすべて管理画面から行えます。
段階導入のすすめ
Virtual AGEphoneは1回線・1番号から始められます。どの段階でも、効果は通話履歴と要約でそのまま確認できます。「何件受けたか」「どんな用件だったか」「どれだけ取次いだか」が数字と記録で見えるため、次の段階へ進む判断材料に困りません。
まずは時間外・休日の受付だけをAIに任せます。営業時間内の応対は今までどおりで、リスクなく効果を確認できます。
START HERE代表番号の一次受付をAIに切り替え、FAQ回答と取次を任せます。記録を見ながらFAQを育てる期間です。
予約確認などの定型架電をキャンペーンで自動化します。受電と架電の両輪で、電話業務全体が記録される状態になります。
SIP対応のPBXと、
ブラウザがあれば始められる。
動作環境・前提条件です。AGEphoneがつながってきたサーバーであれば、基本的にそのままつながります。提供条件の詳細は、別途ご案内します。
- 接続先の電話環境
- SIPに対応したPBX/クラウドPBX(Virtual AGEphoneを内線として収容できること)。AGEphoneがつながってきたサーバーであれば、基本的にそのままつながります。
- 通信の暗号化
- TLS/クライアント証明書(mTLS)/SRTPに対応。高音質コーデックOpusに対応しています。
- 複数回線・同時通話
- 複数の内線アカウントの収容と、複数通話の同時応対に対応。回線ごとに同時通話数の上限を設定できます。
- AI音声対話
- AIとの音声対話には外部のAIサービスを利用します。通話内容の取り扱い(録音の通知・同意、保存期間など)は、導入時に貴社の方針に合わせて設定・ご案内します。
- 録音・記録の運用
- 録音の要否はプロファイル単位で選択できます。録音を行う場合の通知・同意の運用は、提供地域と用途に応じて貴社の法務方針に沿って設定してください。
- ご利用環境
- 管理画面はWebブラウザからご利用いただけます。
よくあるご質問
Q.AIが間違った案内をしてしまいませんか?
AIが答えてよい範囲は、業務プロファイルと登録済みのFAQに限定されます。範囲外の質問には答えを創作せず、用件を預かるか担当者へ取次ぎます。さらにすべての通話が記録されるため、万一気になる応対があってもすぐに確認し、FAQやルールを直して翌日から挙動を変えられます。
Q.電話番号や電話設備の変更は必要ですか?
不要です。Virtual AGEphoneはお使いのPBX/クラウドPBXに内線として1つ加わるだけで、既存の番号・端末・構成はそのまま使い続けられます。
Q.途中から人が対応を代われますか?
はい。お客様が担当者を指名した場合や、AIの応対範囲を超える用件の場合、AIは担当者の内線へ取次ぎます。担当者には用件が口頭で引き継がれるため、お客様が同じ話を繰り返す必要はありません。
Q.録音したくない通話があるのですが。
録音の要否は業務プロファイル単位で選べます。録音をOFFにした場合も、AIの発話と用件の記録はテキストで残るため、履歴が空白になることはありません(音声は一切保存されません)。
Q.少しずつ導入できますか?
できます。1回線・1番号から始められ、番号ごとにAI応対の有無を切り替えられます。まず時間外受付だけ、という導入が最も手軽です(段階導入のすすめをご覧ください)。
Q.AGEphoneとは何が違うのですか?
AGEphoneは人が話すためのソフトフォン、Virtual AGEphoneはAIが話すためのクラウドサービスです。同じ電話環境に同居でき、役割分担して併用いただくことを想定しています。
Q.通話の内容はどこで処理されますか?
通話の音声対話には外部のAIサービスを利用します。通信は暗号化され、録音・記録の保存と閲覧は権限管理された管理画面に限定されます。データの取り扱いの詳細は導入時にご説明します。
用語集
- PBX / クラウドPBX
- 会社の電話回線と内線をまとめて管理する電話交換機。クラウドPBXはその機能をクラウドで提供するサービスです。
- 内線 / SIP
- 内線はPBXに収容される1台分の電話。SIPはその接続に使われる標準プロトコルで、Virtual AGEphoneはSIP内線としてPBXに参加します。
- ダイヤルイン(着信番号)
- 外部から着信した際の「かけられた番号」。Virtual AGEphoneはこの番号を見て応対プロファイルを切り替えます。
- 業務プロファイル
- 「誰として・何の目的で・どこまで話すか」を定めた応対の設計書。着信用と発信用を分けて作成します。
- FAQコレクション
- プロファイルごとに割り当てる想定問答集。AIはここに登録された内容に基づいて回答します。
- 打診転送 / ブラインド転送
- 打診転送は担当者の応答を確認し用件を伝えてからつなぐ方式。ブラインド転送は確認せず即座につなぐ方式です。
- ウィスパー
- 打診転送の際、お客様には聞こえない形で担当者にだけ用件を伝えるアナウンスのことです。
- DNC(発信禁止リスト)
- Do Not Call。架電してはならない番号のリストで、発信直前に必ず照合されます。
- 2トラック録音
- お客様の声とAIの声を別々の音声トラックとして保存する録音方式。発話の主体を後から正確に区別できます。
- TLS / SRTP / mTLS
- 通話の制御信号(TLS)と音声(SRTP)の暗号化方式。mTLSは接続元をクライアント証明書で証明する相互認証です。
- SSO(シングルサインオン)
- 社内の認証基盤のアカウントで管理画面にログインする仕組み。パスワードの使い回しを避けられます。
- 反映(Apply)
- 管理画面で保存した設定を、実際の応対に適用する操作。保存と反映を分けることで、意図しない設定が本番に出ることを防ぎます。
ご相談・デモのご希望は、お気軽に。
Virtual AGEphoneに関するご相談・デモのご希望は、株式会社ageetまでお気軽にお問い合わせください。いまお使いのPBX・回線構成をお聞かせいただければ、そのまま接続できるかをその場でご案内します。
まずは話を聞いてみる
「時間外受付だけ試したい」「代表電話の一次受付を任せたい」「確認架電を自動化したい」——用途と現在の電話環境をお聞かせください。実際の回線で応対するデモと、段階導入のプランをご提案します。
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PBX・クラウドPBX・回線をご提供中の事業者様、システムインテグレーター様へ。既存のお客様の電話環境に内線を1つ足すだけで提案できるサービスです。販売提携や接続検証についてもご相談ください。
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